日本臓器移植ネットワークのポスター。死んでも他の人の体内で生きられるなら提供しても良いかなと思います。
更年期障害だと思ってたら重病だった話
村井理子さんによる僧帽弁閉鎖不全症の闘病記です。もともと村井さんは子どもの頃に部分肺静脈還流異常の手術もしており、心臓病に対して詳しい情報を持っている方です。
文章は明るくテンポが良いのですいすい読めます。重病というタイトルが入っているので痛々しいかな?と思っていたら明るい文章にホッとしました。
心不全手帳を看護師さんが手渡してくれた時などのショックがわかりやすく書かれていました。「頭の上に、メガトン級の不安が落ちてきた」という表現は凄い。
めまい、不眠、リハビリなどについても明るく書かれていて同病の人が読んだら勇気がでるかと思います。
かわいいさし絵も本の内容にあっています。
----------
----------
更年期障害だと思ってたら重病だった話
著者 村井理子
装画・挿絵 風間勇人
発行者 松田陽三
発行所 中央公論新社
2021年9月10日初版発行
----------
----------
QOLを高める!褥瘡予防のためのポジショニグとケア
褥瘡や床ずれの予防やケアについて書かれた本です。写真が多く、サイズも大きく文字も大きいので読みやすいです。
分かりやすいイラストで大きな写真等も豊富でポジショニングに対してかなり力が入っている事がわかります。
褥瘡のカラー写真が多く学べることが多いです。褥瘡のNPUAPによるステージ判定がわかりやすいです。ステージⅣまでいくと骨が見えていて痛々しい…
実際に発生してしまった褥瘡のケアにつても書かれています。一日一回の洗浄で皮膚を清潔に保つ事が大事という事がわかります。
シニアモデルの男性がハンサムなので見ごたえがあります。
----------
----------
QOLを高める!褥瘡予防のためのポジショニグとケア
監修者 水原章浩
イラスト 中村知史
発行者 田村正隆
発行所 株式会社ナツメ社
2022年9月1日初版発行
----------
----------
SIEMENS Healthineersのポスター
SIEMENS Healthineersのポスター。ここのウェブサイト見たら「あなたは医療従事者ですか?違うなら帰れ!」(ここまできつくない書き方ですが)と表示されて門前払いを食らいました。
東京マラソンのポスター
東京マラソンのポスター。出走権欲しい人は欲しいだろうなぁ。
魔人探偵脳噛ネウロ 1
大食い女子高生の桂木弥子の元に魔人の脳噛ネウロがやってくるという謎シチュエーションで展開する女子高生探偵物です。
ネウロの弥子に対する態度は小学生の様…愛情を暴力で表すタイプ。魔人ならではの愛情表現?弥子がタフなので悲壮感はありませんが暴力は駄目です。
物語のはじまり方としては父の殺人事件からスタートするので弥子のメンタルが心配ですがネウロによって父殺害の犯人は成敗?されたので結果は良かったのかも。
ドアノブに毒を塗る毒殺、ドラッグや筋肉増強剤が入ったドーピングコンソメスープなど割と無理のある展開が続きますがこれくら強引な方が探偵物語としては楽しいかも。
----------
----------
著者 松井優征
発行人 鳥島和彦
発行所 株式会社集英社
2005年7月9日第1刷発行
2006年1月28日第5刷発行
----------
----------
新世紀エヴァンゲリオン 13
新世紀エヴァンゲリオン13巻目。相変わらず怪我人が多いエヴァ。
そしてろくでもない大人が多いエヴァ。
読めば読むほど碇ゲンドウが嫌いになるお話です。見た目は凄く良いので残念。
ユイ以外はゴミ扱いなのが本当に許せないなあ…我が子ですら憎んでいたクズだし。
クズ人間にはクズ人間が集まるらしくゲンドウの周りの女どももクズでした。
リツコはマギのプログラムを変更し、スイッチを押しさえすればすべては終わりに…と意気込みますがゲンドウを愛していたリツコ母はカスパーの裏切りという形でゲンドウを守ります。
ば…ばか女すぎて物も言えない。こういうクズ男にハマる女ってのは心底バカなのでしょうね…。
リツコもバカです。「スイッチを押せば終わりになる」というまどろっこしい事をしないでその場で「終わり」にした後ゲンドウを撃てば良かったのに…
こういう男一筋のバカ女どもがいる方が話は盛り上がるのですが本当にバカすぎて言葉がでないリツコとリツコ母でした。
リツコがゲンドウを最後の力を振り絞って撃った所はスッキリしました。
レイがゲンドウをふったところもスッキリ…
作者が綾波レイびいきなのか今回はやたら綾波レイのヌードが多いです。
作者の絵が上手いので目のやり場に困る巨乳レイが最後たくさん出てきます。
ヒロインのヌードは女性からみると冷めるのでほどほどにしてほしい所…男性はこういうの嬉しいんですかね?ヒロインが脱ぐとがっかりしません?
媚びたポーズをしていないところは清々しさを感じました。
----------
----------
新世紀エヴァンゲリオン 13
漫画 貞本義行
原作 カラー・GAINAX
発行者 新名新
発行 株式会社角川書店
----------
----------
いればをしたロバの話
戦争中に中国で生まれ、旧日本軍に使われていたロバの一文字の人生が書かれています。
一文字は頭が良いので戦争でもうまく立ち回り生き延びていきます。深刻な戦争時代ながらも文章は明るいので悲壮感はありません。
一文字を可愛がっていた「ロバどの」と一文字とのやり取りが癒しになります。
その後は上野動物園で余生を過ごすことになりましたが動物園で仕事をもらったりして楽しく過ごして安心しました。
戦争中なので草食動物や肉食動物のごはんが減っていく様子が可哀想でした。ふかしいもを使ってクマを毒殺したり、ニシキヘビ、ヒョウ、ライオン、トラと次々殺されます。ゾウはついに餓死をしてしまいます。ゾウの餓死のお話は辛すぎる。
一文字は年をとり入れ歯を作ってもらった後、二年ほどして腸捻転で死亡します。戦争中で苦労の連続ではありましたが31才まで生きた一文字は幸せだったのではないでしょうか。
----------
----------
いればをしたロバの話
著者 今西祐行
画 北島新平
発行所 株式会社金の星社
初版発行 1971年12月
第34刷発行 1982年10月
----------
----------
NITOBEママパパカレッジのポスター
NITOBEママパパカレッジのポスター。キャンプ楽しそう。
最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
火葬場職員の下駄華緒さんが体験した火葬場での日常がマンガになっています。可愛らしいイラストでほのぼの読めるのですが内容はかなりシビアです。
職員である登場人物はみなさん個性的で面白く、悲壮感はありません。女性陣がメンタル強いのが頼もしい。
火葬に対する真摯な考えがマンガから読み取れます。
ペースメーカーが体内に残ったご遺体、交通事故で亡くなった子どものご遺体、結核、感染症で亡くなった人のご遺体、新型コロナウイルスで亡くなった方のご遺体、水死体のご遺体…など最終的には火葬になるのですがそれぞれ違った対応があることがわかります。
ご遺体は燃やせば終わり…というわけでは無い所が驚きました。てっきりご遺体はオーブンのようにスイッチを押して燃やせば自動的に焼かれる…と思っていました。
続編があればぜひ読みたい本です。
----------
----------
最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
原案 下駄華緒
漫画 蓮古田二郎
発行者 後藤明信
発行所 株式会社竹書房
2021年10月1日初版第1刷発行
2021年11月25日初版第3刷発行
----------
----------
父親になったジョナサン
「ぼくはジョナサン…エイズなの」「ジョナサンのニッポン日記」の二冊の主人公のジョナサン・スウェインが結婚し、父親になったという事がまとめられている本です。
ジョナサンがディスレクシア(学習障害)だという事が今回の本で初めてわかりました。
中学入学時には小学校三年生ほどの読解力しかなかったというから驚きです。
ジョナサンが長生きしないだろうと周りは思っており、最適な学習計画を立てる人がいなかったので発見も遅れた様子。リアルすぎます。
そしてジョナサンは22歳のアンバーと知り合い愛を深めていくのですが、アンバーは二人の子持ちですでに結婚しているのにもかかわらずジョナサンに惹かれていきます。
しかも別居中の夫がいて離婚がまだ成立していないのにジョナサンと同棲しています。
道徳観的にどうしてもこの流れは好ましくない気がします。
もともと離婚していてジョナサンに惹かれるのは良いのですが。離婚成立前に違う男性と同棲をするのは良くないです。
日本人とアメリカ人の考え方の違いかな…いや、アメリカでも離婚前に他の男性と同棲は駄目でしょう。
しかしアンバーはエイズに対する偏見が無い素晴らしい人間なのは間違いありません。
ジョナサンの病気がうつることなく妊娠出産できて安心しました。
ジョナサンの母親シーラは薬物依存症に陥りました。
もともと母シーラは10代の頃からマリファナやダイエットピルを使用していましたが、20歳代になりバリウムを飲むようになり、その後コカインに走ってしまいます。
何千万円にものぼるジョナサンの輸血ミスによる賠償金を使い込んでしまったりとダメ母ぶりが書かれています。
頑張りすぎて疲れてしまったのでしょうね。
疲れたと言い薬物を利用することはダメですが。
ジョナサンとアンバー、生まれたばかりの息子ジェット・デイビス・スウェインがまた本になれば良いな。
-------
----------
-------
父親になったジョナサン
文 ロバート・サンチェス
写真 クリス・シュナイダー
訳 上田勢子
発行者 中川定
発行所 株式会社大月書店
2005年2月20日第1刷発行
-------
-------
サラダ音楽祭のポスター
サラダ音楽祭のポスター。なんだかオシャレ。
うちのおかあちゃん
まりえと視覚障害のあるおかあちゃんとのやり取りが楽しい絵本。
おかあちゃんはずっとまえにうけた目の手術が失敗して、少しずつ見えなくなってきている状態です。病名不明ですが目に関する病気なのは間違いありません。
目が悪い分、耳が良くまりえの心の中の声まで聞こえる地獄耳です。
ある朝、おかあちゃんの目は全く見えなくなります。でもおかあちゃんはポジティブに「ヘレン・ケラーになってしもうたわ」と言います。
実際のヘレンは目が見えず、耳も聞こえず、口もきけないのでおかあちゃんよりは重い障がいだったりするので「ヘレン・ケラー」とは実際の障がいは違いますがおかあちゃんのユーモアでしょう。
中学受験の日、おかあちゃんからまりえに手紙が渡されます。見えない中で一生懸命書いてくれた手紙は宝物になるのではないでしょうか。
----------
----------
うちのおかあちゃん
作 小手鞠るい
絵 こしだミカ
発行者 今村正樹
発行所 偕成社 (発行者 偕成社とありますが誤植かと思われるので訂正)
発行 2022年8月初版1刷
----------
----------
SDGsのサバイバル クイズでわかる地球のためにできること! 科学クイズサバイバルシリーズ
サバイバルシリーズのジオ、ピピ、ケイたちとクイズで楽しめる本です。
とうとうケイの紹介に「意外とドジなところも」と書かれるようになりました。
フルカラーで絵がキレイなので子どもだけでは無く全年齢楽しめます。
取り扱う内容は貧困、飢餓、トイレ問題、地球温暖化、環境破壊、気候変動、LGBTQ、フードドライブ、ヘアドネーション、再生可能エネルギー、ディーセントワーク、フェアトレード、戦争、暴力、マイクロプラスチック、プラスチックごみ、プラスチック問題、温室効果ガス、絶滅、外来種、自然災害、リデュース・リユース・リサイクル…等々多くの学びがあります。
ノウ博士が未来の地球がわかるマシンを作り出したことによりジオとピピがSDGsと向き合うのですが、お兄さんポジションのケイが物知りで頼もしいです。
世界幸福度ランキングで日本の順位は54位という悲惨な結果が生々しい…今の日本は良い所があまりないので幸せな人は少ないかもなあ…実際にはどん底レベルだとは思うので54位でも高い方では?と思います。
----------
----------
SDGsのサバイバル クイズでわかる地球のためにできること! 科学クイズサバイバルシリーズ
監修 佐藤真久
絵 韓賢東
イラスト 東裏栄美 テンゴク 高柳麻子 和田さおり 中山けーしょー
編集デスク 野村美絵
発行者 片桐圭子
発行所 朝日新聞出版
2022年8月30日第1刷発行
----------
----------
宝塚歌劇のグレート・ギャッツビーの看板
宝塚歌劇のグレート・ギャッツビーの看板。女性で男前ってすごい。