闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

ダウン症

ウィッシュ 願いをかなえよう!

ダウン症の16歳の少年セブ(セバスチャン)が主人公。 両親は離婚しておりオーストラリアの牧場で生活しています。家族はガンの母(はっきりとは書かれていませんがおそらく白血病)と13歳の弟のアレックス。 弟のアレックスがセブに嘘をついた事から物語が…

ミアの選択

高校三年生の17歳の少女、ミアが主人公。 雪の日に家族とドライブに出かけて4トントラックに突っ込まれ家族四人で交通事故にあい、両親は即死、弟のテディも死亡。ミアだけがかろうじてぎりぎり生きていて瀕死のまま過去を振り返る形でお話が進みます。 …

決してあきらめないあきらめさせない 障害者、難病患者の日常を克明に追いかけたドキュメント

清水哲男さんの書いた障害者や難病患者を追いかけている本です。 ダウン症の岩元綾さんは努力の末、大学を卒業しています。 四肢まひの精神科、荻田謙治さんはラグビーで第四番頸椎を損傷、脊髄も傷つき四肢まひとなりながらも医師として仕事をしています。 …

勝つために生まれてきた子どもたち 未来を育む母たちの詩

20人の親と子供たちのリアルな記録本です。 1・我妻愛子さん 全盲の2人の子供を明るく成長させた母の物語。盲目…視覚障害をハンデにしない前向きな考えで素晴らしい子育てをしています。 2・幸田恵里子さん ダウン症の妙子さんを育てていく気持ちが綴ら…

ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから

小児糖尿病のソニアと、いろいろな病気や障害をもつ子ども達が一緒に楽しくわいわいと庭を作る絵本です。ものすごく絵がキレイで見惚れました。登場人物はかなり多めですがすっきりした絵と文章で読みやすいです。 登場人物は14名。 ①小児糖尿病(1型糖尿…

雨のち曇り、そして晴れ 障害を生きる 13の物語

NHK厚生文化事業団編集による13の物語がまとめられている本です。 1・吉村章さんはご自身の居眠り運転により頸椎骨折で体が不自由になります。当時の彼女との別れや母の交通事故など苦しい時期も続き、頸椎損傷のため車椅子生活になりますが、職場で奥…

わたしたちのトビアス学校へいく

わたしたちのトビアスの三冊目。 なんと19年ぶりの新作です。 てっきり二冊のシリーズで終了かと思っていましたが1998年に発行されました。 19年たっているとトビアスはすでに大人…のはずなのですが子供時代を振り返ってのお話になります。 トビアス…

あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ

ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ。とタイトルにあるようにママさん目線で書かれた絵本です。 あいちゃんが特別支援学校から地元の小学校に転校したときに、あいちゃんのママがお友達に読んだお手紙をまとめてあります。 あいちゃんのママは…

もうひとつのワンダー

ワンダーの主人公オーガストの身近な友人(ジュリアンは友人とは言えないですが)三人をメインにしたお話です。 いじめっ子のジュリアン、幼馴染のクリストファー、同級生のシャーロットが主人公です。 実際にはオーガストはちらっとしか出てこないのですがト…

学校つくっちゃった!

ダウン症の人たちが自分たちの学校を作る事になった! というポジティブな本です。 生徒はアキちゃん、ハルコちゃん、テルタカくん、ミユキちゃん。 さくまさんとよしこさんが先生です。 先生はいるのですがあれこれ口を出さずに生徒さんに自由にさせていま…

おしゃべりな絵日記 アトリエ エレマン プレザンの子どもたち

ダウン症などの知的障害をもつ人達が描いた絵を絵日記風にまとめている絵本です。 元気のある絵がたくさん掲載されています。 抽象的な絵があまり好きでは無いので絵はあまり感動しませんでした。 うーん、良い絵なんだろうけど私には難しいかな… 日記の統一…

ここにいる 形質細胞性白血病とダウン症と

ダウン症であり形質細胞性白血病である玉井拓野さんが主人公。 拓野さんご自身は文章をまとめたりすることはできないのでお母さまがまとめています。 お母さまの真理子さんは四人の男の子を育てています。 この本ではお父様の影が全く見えなかったのですが「…

わたしたちのトビアス大きくなる

わたしたちのトビアスの続編です。 ダウン症の男の子トビアスの成長を見守っている本。 昔の本なのでしょうがないのかもしれませんが写真が荒い。ざらざらです。 良い感じの写真が多いのでクリアな写真で見たかった。 欲を言うとカラーで見たかった。 トビア…

わたしたちのトビアス

末っ子の男の子、ダウン症のトビアスが主人公。 7歳の女の子ヨハンナの描いた絵が子供らしくてとてもいいです。 カラーで描かれたっぽい絵もあるのですが白黒でもったいない。 カラーで見たかったな。 「ふつうの人も、ふつうでない人も、いっしょにいるの…

アイちゃんのいる教室 6年1組にじ色クラス

「アイちゃんのいる教室」の三冊目。 シリーズの最終巻です。 学校生活が温かい写真で語られています。 低学年のころはあまり目立ちませんでしたが高学年になると勉強も難しくなりアイちゃんには厳しい学校生活になってきました。 ここで特別な学校などに移…

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

出生前診断で障害の無い健康な子が生まれるはずが実際はダウン症の子が生まれてしまいました…という絶望感が凄い本です。 出生前診断はやりたい人はやればいいし、結果がわかって中絶するもしないも本人の自由だと私は思います。 人の考え方はそれぞれ違うの…

アイちゃんのいる教室 3年1組

ダウン症の女の子アイちゃんが主人公。 アイちゃんのいる教室の二冊目です。 担任の佐々木先生のファッションが若々しくていい。 元気な先生らしくユニフォーム姿が多いです。 それにしてもこの佐々木先生は何者なんだ… 人間ができすぎているよ! だからこそ…

アイちゃんのいる教室

ダウン症の女の子アイちゃんが一年生から二年生になるまでのお話。 クラスのみんながアイちゃんのことを自然にうけいれてサラっと手伝ったりする様が大人顔負けで驚きます。 大人だとこうはいかない… どうしても障害のある人にベッタリしてしまったり避けて…

マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック

ダウン症の息子との生活が丁寧に描かれている本です。 「絵ならやぶりすてられる 消して、もういちどかきなおしてもいい。 フォトショップでレタッチして、 すきなように修整だってできる。 だけど、子どもは…… ほんものの子どもはそうはいかない。 ぼくはう…