闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

四肢まひ

生きる 一歩一歩、前へ

頸髄損傷で車いすに座っているShoko(高橋尚子)さんが美しく表紙を飾っている本です。パッと見たらかわいい女の子が椅子に座っているだけですがよく見ると車いすというインパクト。 卓球に情熱を燃やしていた17歳の時に全日本卓球選手権の帰り道に交通事故…

パパは生きている 植物人間から奇跡的に甦ったある科学者の手記

昭和48年8月に大阪で開かれた万博を見に行き、47歳で脳卒中で倒れた安井信朗さんの手記です。 命はとりとめたものの脳血栓・脳梗塞としては最も重い部類の症状の為、全身麻痺、重い言語障害が残り始めは植物人間と言われる状態でした。 倒れる前には予…

ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音

ネットに残っている故人の情報を本で読むことができます。 第1章「T細胞型急性リンパ性白血病」ワイルズさん 第2章「縦隔原発胚細胞腫瘍、急性リンパ性白血病」山口雄也さん 第3章「自殺」ブキミオトコさん 第4章「スキルス胃がん」のんさん 第5章「筋…

決してあきらめないあきらめさせない 障害者、難病患者の日常を克明に追いかけたドキュメント

清水哲男さんの書いた障害者や難病患者を追いかけている本です。 ダウン症の岩元綾さんは努力の末、大学を卒業しています。 四肢まひの精神科、荻田謙治さんはラグビーで第四番頸椎を損傷、脊髄も傷つき四肢まひとなりながらも医師として仕事をしています。 …

障害者の日常術

障害を持った方29人にインタビューをし、一冊の本にまとめてある本です。実際には30人へのインタビューなので消えた一人が気になります。 内容は「生活」「障害」「遊び」「主張」「仕事」「恋愛」と多岐にわたりいろいろな人がいることがわかります。 1・…

雨のち曇り、そして晴れ 障害を生きる 13の物語

NHK厚生文化事業団編集による13の物語がまとめられている本です。 1・吉村章さんはご自身の居眠り運転により頸椎骨折で体が不自由になります。当時の彼女との別れや母の交通事故など苦しい時期も続き、頸椎損傷のため車椅子生活になりますが、職場で奥…

ヨーロッパ車いすひとり旅

石坂直行さんが書いたヨーロッパへの旅日記です。 実際には全くの一人旅では無く同行者がどこかに必ずいる状態での旅となっています。 石坂さんは筋ジストロフィーの一種の四肢まひと診断されています。 柔道で怪我をしたあと、手足が不自由になり筋ジストロ…