安楽死
多発性骨髄腫の幡野広志さんの書いた日記風の本です。病気の事についてはほとんどかかれていないので(あるとしても骨折くらいです)気分が重くならず読むことができます。 「小説と安楽死について」である小説について書かれておりこの小説も気になってしまい…
1 勘当息子 移動盲腸のおばあさんと勘当息子のお話。息子が男前。 2 ちぢむ!! 飢饉でおこったちぢむ病気(架空の病気)に苦労するブラック・ジャックのお話。免疫について本能的に知っている野生動物がすごい。 3 ディンゴ 寄生虫のため下痢になったり斑…
「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」はマルティン・ルターの「もし明日世界が終るとしても、私は今日もりんごの木を植えるでしょう」という言葉をもじって作者が患者さんに送っている言葉です。 りんごの木を植えるといっても日本人では…
表紙はメスを持ちしゃがんでいるブラック・ジャック。ブラック・ジャックにまつげがあってかわいい。 第1話「霊のいる風景」 縦隔腫瘍の手術をしたのに健康な肉体への無駄な手術と疑われるブラック・ジャックの話。不思議な現象が起こっているのに淡々とし…
表紙はメスを見せびらかしているブラック・ジャック。うっすら笑顔なのがさわやかです。 第1話「医者はどこだ!」 自動車事故をおこしたアクドそっくりに整形された仕立屋デビイが新たな出発をするお話。死刑よりは整形されて別の顔になる方が幸せになれそ…
表紙は黒い雲が上空に浮かぶ海がみえる場所でブラック・ジャックが風に吹かれています。 第1話「99.9パーセントの水」 架空の病気、伝染病グマと向きあうブラック・ジャックがポジティブなお話。自分を安楽死させたいキリコとの対比が良いですね。 第2…
表紙は手術をしているブラック・ジャック。赤色が生々しいです。今回ピノコ誕生のお話が入っているので楽しく読めました。 第1話「畸形嚢腫」 ピノコ誕生のお話です。昔のピノコはなんだか大人びている感じ。ピノコの超能力がその後なくなってしまう所が残…
表紙はビル群にたたずむブラック・ジャック。様になっています。今回もブラック・ジャックは患者さんに振り回されています。 第1話 「白い目」 肺塞栓の患者を手術するブラック・ジャックですが白い目で見られるブラック・ジャックが気の毒になるお話。 第…
第1話「奇妙な関係」では一億円強奪犯を追いかけるも複雑骨折をした刑事と犯人の奇妙な関係が読めます。犯人は銃創もあり臓器移植も必要でブラック・ジャックに助けを求めます。 途中でドクター・キリコの安楽死エピソードがはさまれますがこれ必要だったの…
表紙は横顔のブラック・ジャック。今回もブラック・ジャックはいろいろな出来事で奮闘しています。 第1話 「ふたりの黒い医者」 うち(自宅)にトラックが飛び込んできて背骨を折り、手足が不自由になった女性がドクター・キリコに安楽死を願うお話。もちろん…
「いのち」と「こころ」について書かれた手塚治虫先生のマンガを元にしてある本です。 どちらかと言うと命の大事さについて書かれた話が多いです。 1・環境について考える 「シルバー・タワー」(鉄腕アトムより) 環境問題や環境破壊について描かれているの…
ウジウジした主人公ヤマトと薬物依存症で下半身がユルユルな港がアムステルダムで出会いイチャラブするお話。ボーイミーツボーイですが日常系のお話なのでドラマチックな事も特に二人にはおこらず淡々と話が進みます。(港が芸能人ということで写真を撮られた…
肺結核、輸血を必要とする貧血、急性肺炎が重なり若くして亡くなった薫の事を姉の幸子が思い出している形で話が進みます。 薫は生まれながらに体が弱くジフテリアになり、医師に気管支も肺も弱いと言われ、心臓も肥大していると診断されます。その他、わきの…
表紙はコートからメスを取り出しているブラック・ジャック。外で物騒な動きをしています… ①「ブラック・クイーン」では珍しくブラック・ジャックが女性に心惹かれます。とても美しい桑田このみさんなのでブラック・ジャックが惚れるのも無理はない。このみさ…
瀬名秀明さんの書いたブラック・ジャックの小説です。 現代にブラック・ジャックが生きていたらこういう物語があったかもしれない…と思いながら読めました。 第一話は「B・J vs. AI」 タイトルでわかりますがAIモノです。「サージェリー・プロ」という…
安楽死、尊厳死について語る前に知っておきたいこと、ということで安楽死や尊厳死のあり方がまとめられています・ 62ページの薄い本ながらボリュームがあります。 2019年6月2日に放送されたNHKスペシャルの「彼女は安楽死を選んだ」についても書かれて…
幡野広志さんが書いた家族について考えさせられる本です。 全体的に作者が両親に恵まれなかったので今の家族に依存していると感じます。 事あるごとに息子や奥様のお話が出てきます。 そこに息子や奥様のお話が出てこなくては良いのでは?と思う所にも息子や…
宮下洋一さんが書いた安楽死に関する本です。 テレビ番組で小島ミナさんが安楽死を遂げた瞬間を見てこの本を読もうと思いました。 小島ミナさんは多系統萎縮症で治る見こみがありません。 番組ではかなり短縮されていた部分まできちんと本に書かれていました…