戦争
トリーチャーコリンズ症候群のオギーが主人公だった「ワンダー」のスピンオフにあたる物語。 いじめっこジュリアンが「おばあちゃん」の戦争体験を聞くことで成長します。 ジュリアンのおばあちゃんのサラはユダヤ人でドイツからの迫害をうけます。その時に…
「いのちの音」は中学二年道徳教科書に掲載されているとありました。道徳の教科書に載るのは相当レベルが高いポエムなのでしょう。 「沈丁花はマスクをはずして」では新型コロナウイルスを表現し「パパは英雄」ではウクライナの戦争について表現しています。…
養護学校で障害児の教育に長らく携わってきた佐藤邦男さんの本です。障害児学校の教育や身近なテーマを元に書かれています。 さし絵は安田和江さん。筋ジストロフィーの障害を持ちながらも画家として個展を開催しているそうです。 不登校、いじめ、自閉症、…
かわいい萌え絵の女の子キャラで戦闘外傷救護を学ぶ事ができる本です。戦争による銃創、爆傷、熱傷等を手当てする方法が学べます。 医療監修に美容外科高須クリニック院長の高須克弥さんがいてビックリ。 救護とタイトルにありますが専門的な用具などを使っ…
田畑精一さんの書いた絵本等についてまとめられている本です。亡くなった後にまとめられた本なので交流のあった方からの温かいメッセージなども読むことができます。 軍国少年であった田畑さんでしたが、戦後は戦争にたいして良いイメージは持っていない事が…
画家の塚本やすしさんの母、塚本千恵子さんが体験した辛い東京大空襲の記憶が絵で表現されています。 戦争の悲惨さが描かれていますが絵本にしては衝撃的な丸焦げ死体が出てくるのでこのページはもう少しマイルドに書いてもよかったかも…トラウマになりそう…
表紙はメスを見せびらかしているブラック・ジャック。うっすら笑顔なのがさわやかです。 第1話「医者はどこだ!」 自動車事故をおこしたアクドそっくりに整形された仕立屋デビイが新たな出発をするお話。死刑よりは整形されて別の顔になる方が幸せになれそ…
表紙はビルを背景に遠くを見るブラック・ジャック。ブラック・ジャックは都会の街並みが似合います。 第1話「アナフィラキシー」 アナフィラキシーで手術ができないメイスン大佐の息子を治療するブラック・ジャックのお話。治っても息子は戦争に行きたくな…
子どもの権利条約を背景に世界の子どもの現状を紹介しています。 戦争、難民、スモーキー・マウンテンの児童労働、ストリートチルドレン、ホームレス、経済格差、薬物中毒、幼児虐待、AIDS エイズ(母子感染)、放射線、朝鮮戦争、人種差別、砂漠化、森林破壊…
表紙は試験管を持つブラック・ジャック。男前…。今回は実写?(昔の記憶なのでほとんど覚えていない)でうっすら記憶がある「春一番」の原作が読めたので懐かしく感じました。 第1話「誤診」 膵臓炎を誤診したお偉いさんのフォローをするブラック・ジャックが…
ボランティアへの一歩を踏み出すために使える本です。 貧困、飢餓、地雷、戦争、フェアトレード、ストリートチルドレン、国境なき医師団、HIV、エイズ、感染症、予防接種、ポリオ、孤児院、盲導犬育成…など、ボランティアに関心がありそうな話題が複数あげら…
三年生の春香がアメリカのカリフォルニア州、サンノゼに住む一つ年上のいとこ、樹里安(ジュリアン)に会いに行くお話。 樹里安とミステリー館に行き、春香は不思議な体験をすることになります。インディアンが戦争に出かけていく姿を見たり、盲目のブラック・…
斎藤紘二さんによる「ヒロシマ」「ナガサキ」の戦争・原爆体験などをテーマにした詩集です。 広島と長崎が書かれているだけあって生々しいです。 出てくる言葉も「負の遺産・黒い雨・空襲・原爆症・被爆・被爆者・被爆ピアノ・被爆三世・被爆二世・流産・火…
核兵器を無くすことが大事という事が書かれている絵本です。 広島と長崎に落とされた原子爆弾や黒い雨、その後遺症の原爆症、白い粉(死の灰)を手ですくって遊び病気になった友達について…等々核兵器使用後の悲惨な出来事も書かれています。 その後に核兵器禁…
戦争中に中国で生まれ、旧日本軍に使われていたロバの一文字の人生が書かれています。 一文字は頭が良いので戦争でもうまく立ち回り生き延びていきます。深刻な戦争時代ながらも文章は明るいので悲壮感はありません。 一文字を可愛がっていた「ロバどの」と…
サバイバルシリーズのジオ、ピピ、ケイたちとクイズで楽しめる本です。 とうとうケイの紹介に「意外とドジなところも」と書かれるようになりました。 フルカラーで絵がキレイなので子どもだけでは無く全年齢楽しめます。 取り扱う内容は貧困、飢餓、トイレ問…
サーロー節子さんのノーベル平和賞のスピーチをわかりやすく絵にしている絵本です。 サーロー節子さんは1945年8月6日に広島で原子爆弾により被爆します。壊滅した広島を生き抜き、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の一員として核兵器の恐ろしさを世界…
デラックス版というだけあって表紙が銀色です。 表紙のブラック・ジャックが指を刺しているのが自分の傷跡というシュールさが魅力。 ①「海のストレンジャー」では仲の良い兄弟の弟が大怪我をして治療するブラック・ジャックがイルカも治療をするというお話。…
「いのち」と「こころ」について書かれた手塚治虫先生のマンガを元にしてある本です。 どちらかと言うと命の大事さについて書かれた話が多いです。 1・環境について考える 「シルバー・タワー」(鉄腕アトムより) 環境問題や環境破壊について描かれているの…
1945年8月9日の長崎に原爆が落ちた日に看護師として働いていた「かずさん」が語る戦争体験の話です。 表紙、中のイラスト、裏表紙の絵が素晴らしい。 かずさんは主人公みかのひいおばあちゃんで96歳。優しくて素敵なおばあさんです。昔の戦争の思い…
先天色覚異常で色を見ることができない11歳の少年オーデン・デアが主人公。オーデンの見る世界は白黒ですが、ずっと白黒の世界に住んでいるので「実際には何も失っていない」と考えています。 オーデンのおじさん、先天性の心臓病があったヨナ・ブルームが…
ロボットの名前は「XR935」で女の子の名前は「エマ」。いわゆるロボットミーツガールのお話です。 人間は環境汚染で世界を破壊し戦争を始めた「悪」としてロボット達が信じ込んでいる世界観です。人間とロボットは闘い、人間が負けて絶滅したと思われていた…
表紙はかぎばあさんとにせもののかぎばあさん。違いは左のほっぺたにあるホクロくらいで双子のように瓜二つです。 主人公は飛子(たかこ)。鍵を落としたわけでは無いのにかぎばあさんと遭遇します。飛子は友人のポパイ(山田一樹のあだ名)が鍵を落としてしまっ…
主人公はアンネリーゼ。戦争で崩れてしまった街をもくもくと歩いています。 お腹が空いており、オレンジの皮を拾うも、同じくお腹を空かせた弟に渡してしまいます。 その後、アンネリーゼと弟は親切な女の人に「はなのすきなうし」の本を読んでもらいます。…
戦争をテーマにした誰も幸せにならない救いようが無い絵本です。 体の弱いお父さんが戦争に行かなければならなくなり、ちいちゃんは母とお兄ちゃんと生活しています。 病弱なお父さんから教えてもらった「かげおくり」をしてお兄ちゃんとちいちゃんは楽しく…
日本と世界の「戦争遺産」「負の遺産」を写真で丁寧に紹介してある本です。 この本は2017年に発行された「みんなが知りたい!世界と日本の戦争遺産 戦跡から平和を学ぶ本」を新版として販売するにあたり内容を確認し、一部必要な修正を行った本です。 日…
戦争により行き場を失った猫たちをボランティアで助けるモハンマド・アラー・アルジャリールさんの物語。 アレッポで救急車の運転手をしていたアラーさんは見捨てられている猫たちを見つけ、なけなしのお金でお肉と水を買い、猫たちの世話をはじめます。 猫…
コソボの紛争で祖国を追われ、難民キャンプで暮らす子供達が描いた「平和への訴え」をテーマにした絵を掲載している本です。 絵だけではなく写真も豊富に掲載されており、子供達がどのような生活をしているのかが良くわかります。 難民キャンプの子共たちの…
日本・中国・韓国の絵本作家が手をつなぎ、子どもたちにおくる平和絵本シリーズ、との事ですがこういうデリケートな話題を三つの国で同時に扱うのは少し問題がありそうな気がしないでもない… 昔は日本と中国と韓国もいろいろあったじゃないですか… 日本なら…
東京大空襲にあった半藤一利さんが昔の体験を語ってくれてる絵本です。 体験者なので文章がリアルです。 一利さんのお父さんが「バカな戦争なんかはじめやがって。いったいなにを考えてるんだ、この国は。」と語っていて、この時代でも戦争反対と口に出せる…