闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

肝臓がん

WILL

前作のMOMENTの登場人物「森野」が主人公になりました。29歳になった森野は家業の葬儀店を続けておりその後の物語が展開されます。お葬式関連のお話がメイン。 肝臓がんで亡くなった佐伯篤弘さんや脳溢血で亡くなった立花慎三さんの葬儀の後に遺族から謎め…

DX版ブラック・ジャック20 手塚治虫漫画全集420

デラックス版というだけあって表紙が銀色です。 表紙のブラック・ジャックが指を刺しているのが自分の傷跡というシュールさが魅力。 ①「海のストレンジャー」では仲の良い兄弟の弟が大怪我をして治療するブラック・ジャックがイルカも治療をするというお話。…

人生の目覚まし時計が鳴ったとき

肝臓がんの山下弘子さんが書いた本です。 表紙はとても美しい山下さんの写真。 お亡くなりになった後に読んでいるので真っ白なワンピースが悲しいです。 家族に恵まれ友人に恵まれ…金銭的にも不自由はなさそうで闘病生活は愛に溢れています。 2012年の9…

恵みのとき 病気になったら

晴佐久昌英さんの詩が森雅之さんのきれいな絵と共にまとめられた本です。 「この詩でどうしても救いたかった」という人が51歳で肝臓がんで亡くなった父と書かれており、優しい人だとわかります。 晴佐久さんご自身も1995年11月にぎっくり腰になり、…

雨上がりに咲く向日葵のように 「余命半年」宣告の先を生きるということ

肝臓がんでお亡くなりになった山下弘子さんの本です。 本書の帯と表紙の撮影の様子があるのですが美しく可憐で白いワンピースが本当に良く似合っています。向日葵の花束も可愛らしい。 2017年6月撮影のウエディングドレス姿や前田ともきさんとのツーシ…

シリーズ核汚染の地球③ 六本足の子牛 カザフスタン共和国

作者の森住卓さんが「両親の住むボデネ村で、六本足の子牛が生まれた」とアヌワルさんに聞いた事によりはじまる本。 六本も足のある牛なんてすごい…見てみたい…と興味をひくはじまり方です。 友人のロシア人写真家と共にボデネ村に作者は向かいます。 普通は…

ソニア SONIA ~世界でただ一頭の白ラブ~

ご主人の死により白くなったソニアが主人公。 前作は絵本だったのですが今回は写真もたくさんあって家族の事についてもたくさん語られています。 お父さんの病名も肝臓癌とはっきり書かれており肝臓癌の闘病記でもあります。 健康を気にしていたお父さんがい…

最後の「愛してる」山下弘子、5年間の愛の軌跡

肝臓がんで亡くなった山下弘子さんの夫、朋己さんが書いた本。 読んでいて弘子さんヨイショが凄すぎてドン引きしながら読みました。 弘子さんが美しかったから一般人のがん患者なのに話題になったようなところもあるので持ち上げも仕方ないか。 当時33歳の…