視覚障害
右目は光を感じる程度、左目は0.02弱の視力である「芳賀優子」さんが主人公。 好きな本を読むときにはルーペを使っていますが、子どもには「ルーペ」が不思議に思える様子。そのかわいらしい子供の好奇心をうまく絵本にまとめてあります。 ゆうこさんのルー…
小眼球座、先天性網絡膜欠損症で視覚障害のある中谷昭子さんの書いた福山型筋ジストロフィーの井上太悟君を見守る本です。 太悟くんの両親はそろって「仕事を辞めたくない」と仕事を辞めずに介護にはほぼノータッチです。 174ページから母親が「働きなが…
盲導犬のステッラ(星)と視覚障害のあるローラの物語。 5年前のクリスマスイブ、ローラは自動車事故で頭を強く打ち、目が見えなくなります。 そして盲導犬のサシャと出会い、サシャの名前を「ステッラ」に変えて新たな道をあるきだす…という物語です。 作者…
椿冬華さんの書いた好きなことを好きと言うことが大事とわからせてくれる本です。 最初のページで「わたしは生まれつき耳が聞こえない。そしてだんだん見えなくなっていく目の病気もある。」 と言う重たい言葉からはじまって「絶望しかない…」と思いながらペ…
ワンダーの主人公オーガストの身近な友人(ジュリアンは友人とは言えないですが)三人をメインにしたお話です。 いじめっ子のジュリアン、幼馴染のクリストファー、同級生のシャーロットが主人公です。 実際にはオーガストはちらっとしか出てこないのですがト…
星野有史さんが書いた盲導犬ミントの本です、と言いたい所ですがあまりミントの出番は無し。 奥様とどのようにであい、どのようにお付き合いし、どのように結婚し、どのように子育てをしたか。 という奥様とご自身のお話がメインとなっています。 ミントは添…
スポーツクライミングをしていた中学生のあかりが怪我でクライミングから逃げていた時に、目の見えない中学生の昴と出会いナビゲーターになる事でパラクライミングを知っていく…というボーイミーツガールなお話でした。 しかしながらとにかく昴が受け付けな…
点字をつくった人びとを詳しく解説している本です。 メインはルイ・ブライユですが日本点字の父、石川倉次やヘレン・ケラーも登場します。 ルイ・ブライユの伝記が絵本でまとめてあるのですが、ものすごくカワイイ絵なのでそのまま雑貨や文具にできそう。 ル…
フィクションとノンフィクションを織り交ぜて困っている人に親切にできる方法をわかりやすく解説している本です。 病気を持った方だけでなく、外国人の方やご老人、赤ちゃんを連れたお母さんなどに対しても親切に接することができそうな予感がする本です。 …
視覚障害のあるメグさんと盲導犬べぇべのお話です。 メグさんは視覚障害があると書かれているだけで病名の網膜色素変性症は書かれていないのですが、あとがきの作者の言葉で「メグと私は同じ病気」と書かれていたので網膜色素変性症というカテゴリーを付けま…
10歳のおすねこキティが主人公。 キティは怪我による右目失明、猫エイズを持っていますがこの本で福島の原発事故についての内容がメインとなっています。 2011年3月11日の大地震によって家族と離れ離れになってしまい、東京の新しい家族に引きとら…
二分脊椎と水頭症という病気を持つ車いすのカーくん(藤元一彰くん)がダイビングにチャレンジするお話です。 車椅子でも海に潜ることができることに驚きました。 ダイビングを教える椎名勝巳さんも大腿骨の壊疽で手術をし杖をついています。 作者の丘修三さん…
「わたしははじめ、この子たちの写真をとることに、ずいぶん抵抗を感じました。というのは、子どもたちは自分が写っている写真を見ることができないからです。」 作者のトーマスさんの言葉に確かに…と思いました。 視覚障害のある子供たちを写真にとっても本…
とてもキレイな絵でヘレンとサリバン先生の生涯が書かれています。 わかりやすい文章ですごく読みやすいです。 英語がうっすら印刷されているのですが現代っ子なら普通に読めそう。 リアル寄りの絵ですが子供にうけそうなあたたかい色味が素敵。 26ページ…
サリバン先生がメインですが、ヘレン・ケラーとサリバン先生だけでも多数の本があるので一つのカテゴリーにまとめました。 この「サリバン先生とヘレン 二人の奇跡の4か月」は絵本でシンプルにまとめられています。 ページ数は少ないもののきれいな絵がヘレ…
目の不自由なめぐみさんが子供たちと楽しくゲームをしている写真絵本です。 ほほえましい… すーさんもとても優しそう。 目が見えなくても手触り、香、味、音などで物の状態がわかることが丁寧に書かれています。 タイトルのみえないってどんなこと? のタイ…