1リットルの涙というタイトルが入っているので亜也さんのことがたくさん書かれていると思いきや子育て指南書に近い本でした。
もちろん亜也さんのこともまとめられています。
1リットルの涙が好きでこの本を読んだら物足りないかも。
どちらかというと子育て中のお父さんお母さんが読むべき本です。
他人にあれこれ言われた→私はこうした→人のいうことより自分を信じたら良い結果が出た
というパターンが多いので意識高い系ではない私は読んでいて少々疲れました。
特に弘樹くんのお話の中で「ちなみに弘樹は、今は警察官になっています。」
という一言があるのですがこの一言が決定打でした。
この一言はあとがきなどでサラっと書いてくれると良かったな。
全体的に、あー、潮香さんの子育てすごいですね…としか言わせない感があります。
(実際すごいのですが…)
作者の頭の回転の速さがよくわかるエピソードだらけ。
子育ての勉強になる本です。
ふところ「1リットルの涙」母子物語
著者:木藤潮香
発行所:株式会社ソニー・マガジンズ
2009年10月31日初版第1刷発行