元SPEEDの今井絵理子さんが書かれた本です。
音楽を仕事にしている夫婦から生まれたのが耳に障害がある子供…
まわりも慰める言葉がなかっただろうなあ…
まわりは音楽感性が素晴らしい子供が生まれるに違いないと思っていただろうし。
最初のランドセルのお話はかわいそう。
自分で決めた色ではなく結局はおばあちゃんの選んだ黒のランドセルを持たせられるってどんな罰ゲーム?
おばあちゃん世代だからこういうごり押しは仕方ないのかもしれませんが酷いなあと思いました。
子供の名前にケチをつけるのはダメだと思ってはいるものの礼夢「らいむ」はDQNネームというかキラキラネームというか…
あーー親御さんやっちゃったね!!
って感じでした。
いや、らいむ君すごく可愛いし、子供のうちはいいと思うの。
中年になって礼夢(らいむ)40歳とかになったらかなり厳しいのでは…不安。
おじいちゃんになったら礼夢おじいちゃんとかはかわいいかな。
意外と本人は平気だったりするかもしれませんが。
名前がでてくるたびに礼夢君の将来を考えてドキドキしてしまいました。
最近DQN・キラキラネームの風当たり厳しいよ。
本は文章と漫画がいい感じにブレンドされていて読みやすいです。
マンガ部分すごく可愛いです。
全体的に聴覚障害を押しているわけではないので何も知らない人がよんだら健常児の漫画と思うかも。
おやこ劇場
著者:今井絵理子
発行所:祥伝社
平成23年4月8日初版第1刷発行
障がい:先天性聴覚障がい