1リットルの涙を子供向けにアレンジした一冊です。
原作は日記なので途切れ途切れな文章が多いのですが、うまくつなげて一冊の読みものとして完成されています。
イラストも爽やかで温かい雰囲気。
1リットルの涙はページ数も漢字も多いので小学生だと難しいかな?
児童文学風にまとめてあると幅広い層に読んでもらえて良いですね。
この本を読んで成長したら日記の1リットルの涙を読んでほしい。
タイトルの「負けとったらいかんじゃん」って良い言葉ですね。
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にんげんの「生き方」シリーズ①
負けとったらいかんじゃん 「1リットルの涙」物語
著者 藤崎康夫
画家 みのしまきぬよ
発行所 マルス出版
発売所 エフエー出版
1993年10月29日発行
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1リットルの涙は映画にもなっています。
テレビドラマは恋愛的要素が多くて原作の重みがずれてふわふわした感じだったのですが映画の方は原作に近くて素晴らしいです。
かわいいボクっ子も出てくるしテレビドラマと映画を見比べてみると面白いかも。