闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

お手本なしの人生 『1リットルの涙』亜也の詩(うた)

1リットルの涙の木藤亜也さんの詩をまとめてある本です。

 

亜也さんの実際の日記の文字が掲載されているのですが、病状が進むにしたがい判読が難しい文字になっていくのが残酷です。

 

最初に掲載されてある日記の文字はきちんとしているのですがラストページあたりは乱れ病状の悪化がありありとわかって心苦しい…

 

「動けない 悔しい」

と乱れた文字で書かれたページが辛いです。

 

詩は感動的というよりは日常的な詩なのでさらっと読めます。

若い女性の感性ですね。

日記の抜き出しもあるので新鮮味は欠けます。

 

表紙の絵が中身と全くあっていないので何とかならなかったのかなーと思いました。

緑色の表紙にほほえみながらスッキリ立っている女性って…

美しい絵ですが1リットルの涙とはイメージが違う気がする。

71ページの女の子が大きな鉛筆の上に立っている絵の方が表紙っぽいです。

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

お手本なしの人生 『1リットルの涙』亜也の詩(うた)

著者 木藤亜也 木藤潮香

発行所 株式会社小学館

2006年12月1日初版第1刷発行