耳が聞こえにくいローラが主人公。
聞こえないことで友達と仲良くできずに悩んだり、聞こえないことによる暮らしにくさを感じています。
耳の専門の病院に行って検査をし、補聴器をつけることによって音がよく聞こえるようになり一安心。
補聴器の事をデジタルの耳と言っていていいなと思いました。
デジタルの耳なら不要な時は消してしまえば以前の静寂が戻ります。
オンオフ切り替えを使いこなして日常を便利に変えています。
ポジティブで良い終わり方です。
絵本のなかにはたくさんの国籍の子供が登場しています。
絵がとてもかわいいです!
ローラのすてきな耳
エルフィ・ネイセ 作
エリーネ・ファンリンデハウゼ 絵
久保谷 洋 訳
発行所 朝日学生新聞
2011年12月20日 初版第1刷発行