DVの絵本です。
パパのDVに苦しむ少年ボイが主人公。
表現が回りくどいので合う合わないがありそう。
外堀からぐるぐるまわって本音を言う文章なのでまどろっこしい。
サクサク本音書いてほしい私にはツライ本です。
絵がキレイなので何とか最後まで読めました。
テーブルの上のリンゴみたいにきげんがいい…
黄色いボウルのなかのレーズンみたいにものしずか…
???よくわからない表現です。
ノルウェーってこういう表現するのでしょうか…
(日本でいう「おとなしい人=借りてきた猫」とかそういう決まった表現なのでしょうか)
日本人なのでテーブルの上のリンゴをみてもきげんがいいとか思わないな。
DV加害者のパパはクズです。
なぜママはこいつ見捨てないんでしょうか…
「パパなしで、いったいどうやっていくの?」
というママのセリフがあるので経済面の問題があると思うのですが、こういう暴力男は見捨てていいよ…
このパパは更生しても結局は家庭内暴力くり返しそう。
絵本なのでママもボイもパパを見捨てないのですが、リアルだと見捨てて逃げた方が良い系。
パパがクズな絵本。
パパと怒り鬼 話してごらん、だれかに
作 グロー・ダーレ
絵 スヴァイン・ニーフース
共訳 大島かおり 青木順子
発行所 株式会社ひさかたチャイルド
2011年8月第1刷発行