闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

筋ジストロフィーとたたかうステファン

9歳の男の子ステファンが主人公。

 

トーマス・ベリイマンさんの写真が優しくてとてもいい感じです。

せっかくきれいな写真が多いのだからカラーで見たいと思ってしまいました。

 

筋ジストロフィー患者にかかわる家族、医師、学校、見守る人々などがまんべんなく自然に出てきてとてもキレイにまとまっている良本です。

 

「お母さん、ぼくは去年の夏には、おじいちゃんの家の階段が上がれたのに、どうして今は上がれないんだろう?」

というステファンのセリフがとても辛い。

 

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筋ジストロフィーとたたかうステファン

トーマス・ベリイマン 作

石井登志子 訳

発行所 偕成社

1998年3月初版第1刷発行