乳がんの奥様をご主人が見守るコミックエッセイです。
パパとママの名前が「パパン」と「ママン」なのが気持ち悪いです。
日本人のパパママ呼びは最近は日の目を浴びてきましたが(私は苦手です)パパンとママンて…
外国人なら許せますが日本人のパパンママン呼びはぞっとするよ。
子どもの名前も「マチャ」「ムッチ」「アリッサ」など浮かれた名前なのが苦手。
(個人的に家族でお互いあだ名で呼ぶのが嫌い…)
苦手なところだけをあげましたが、内容は素晴らしいです。
奥様が乳がんにかかった経緯から現在までを読みやすい文と漫画にまとめ上げていてわかりやすいの一言につきます。
作者は相当勉強したんだろうな…という事が一目でわかるボリューム。
私は読むのに四日かかりました!
実際に乳がん治療にかかった費用をまとめられていますがすごくためになりました。
ここまで書いてくれる作者はあまりいないので感動です。
乳がん当事者だけではなく乳がんについて学びたい方にもおすすめできる一冊。
ちびといつまでも ママの乳がんとパパのお弁当と桜の季節。
著者 柏原昇店
監修 濱岡 剛
2018年5月30日初版発行
発行所 株式会社G.B.