10歳の男の子ジョニーが小児糖尿病とともに生きる様子がまとめられた写真本です。
糖尿病の子供たちで行く合宿がとても楽しそう。
さすが海外、三か月もの長い合宿です。
同じ病気の子供たちで一緒に生活するのはとても良い経験になりそうです。
合宿の内容はボートに乗ったりキャンプをしたり水泳をしたりと健康な子供と同じ。
「これからもずっと、注射をしつづけなくてはならないのか?」とジョニーは考え込んでいます。
この本が出版されたのは1991年ですが、現在でもインスリン注射が主な治療法です。
いつかは薬で治療ができるようになるといいのですが…
小児糖尿病とたたかうジョニー
トーマス ベリイマン・作
石井 登志子・訳
発行所 偕成社
1991年10月初版第1刷発行