三歳で微細脳障害症候群と診断された片山雄大さんが書かれている本です。
内容としては日常的なものが多いです。
エッセイ風でサクサク読めます。
親子そろってドーマン法!ドーマン法!と言っていてかなり胡散臭い。
個人的にドーマン法は信用していません。
もしドーマン法で脳障害児が良くなるのであればもっと医学誌やメディアで取り上げられて養護訓練のプログラムにも取り入れられるはず…
ただ、たまたま本人にドーマン法がピッタリの訓練で障害が回復しているケースもあるので作者にはドーマン法があっていたのだろうな。
ドーマン法が全ての障害児に効果があるように書かれているのは良くないです。
母親の考え方も共感できませんでした。
脳障害と診断されているのに「脳障害児を育てる本には、最初から手を出しませんでした」って…
勝手にもほどがある…
(最終的にはドーマン法で回復しているので結果オーライなのですが)
ドーマン法に関心がある人は読んでみると良いかもしれません。
重度の脳障害児が良くなった
著者 片山雄大
発行所 株式会社文芸社
2003年11月15日初版第1刷発行
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