読んでいて非常にイライラする本でした。
何が言いたいのか全くわからない。
ころころ視点が変わるし。
闘病記と書いてあるもののほとんどは一人語りで内容が無いです。
治療方法等なども特に無し。
ころころ話の話題が変わるので理解するのが難しい。
ジャンルはうつに設定しましたが精神疾患の面倒くさい部分がぎゅっと詰まっている感じがします。
かっこつけて書いている割には全く心に響かない文章…といった感じ。
全体的に上から目線で人を見下す文体。
正直読むんじゃなかったな!と思いました。
最初に「小学生の頃は、あまり勉強もせずに、オール5に近い成績でした。」と書かれている時点で「あ、苦手なタイプの本だな」と思って読んだので余計にムカっとしたのかも。
闘病記と書いてある割に早見優さんについて語りすぎていて怖い…
早見優さんのコンサートに行くために言った言葉がぞっとします。
「どうしても会いたい人がいるの。…結婚なんて分からない。ただ、どうしても会いたいの。…死ぬつもりはないから。」
って…コンサートに行くくらいで何を大げさな!
自分に酔っている雰囲気が気味悪い…
そこは「早見優さんのコンサートに行っています」
で良いんじゃないかな?
読む人を選ぶ本です。
忍耐力ある人だったら最後まで読めるのでは?
私は最後まで読んだけど全く頭に残りませんでした。
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アンド アイ ラブ ユウ 闘病記
著者 ラナイ
発行所 ブイツーソリューション
発売元 星雲社
2010年2月28日 初版第1刷発行
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