母一人と子供二人が発達障害という地獄、今後の苦労が想像できるタイトル。
モンズースーさんの二冊目のコミックエッセイです。
が…モンズースーさんの絵が既成作家の絵のパクり…とは言えないかな?影響がちらちら見えて前回の絵の魅力が90パーセント減りました。
前のガサガサしつつも頑張って描いている絵が好きだったのですが、こじゃれた雰囲気と目トレが増えてしまったかな…といった雰囲気です。
確かにきれいな絵になってるけど前の絵の方が好きだったな…!
とまあ絵柄はおいておいて発達障害の内容は相変わらずしっかり書かれています。
そうすけくんとあゆむくんが頑張っていて健気。
こんな小さいのにいろいろかんがえているんだな…とハラハラしつつ成長に驚きました。
子どもってすごい。毎日が成長なんだもんな。
今回はモンズースーさんの行政に対する不満、不信感があらわになりましたが、どうやら作者は他人に「軽く」みられがちなタイプのようです。
会社や学校などでも人に軽く見られがちな人っていませんか?
嫌なことを押しつけられたり人に軽くあしらわれたり貧乏くじを引いたり…
おそらく作者は他人に意見を言うときにしどろもどろになったり挙動不審になってしまって「ああ、この人はいろいろ断っても大丈夫な人だ」というレッテルをはられやすいんだと感じました。
ここまで人に軽くあしらわれる人って珍しい。
作者は人との対話法をどこかで学んだ方が今後のためにもなりそうです。
(交渉術とか対話術とか対人コミュニケーション法とかさんざん仕事で学ばされたので余計にそう思います)
まあ大きなお世話でしょうからひっそりそう思っている人もいるってことで…
今回もご主人は空気です。結婚している意味あるの…??
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生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入園編
著者 モンズースー
2017年9月22日初版発行
発行所 株式会社KADOKAWA
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