仲良しのレアが「がん」になってしまい自分のせいかも…と悩むロビンが主人公。
ロビンは自分がレアに冷たくしてしまったからレアはがんになったんだ…と悩みます。
もちろんがんになるということは誰のせいでもないのですが。
レアの病気は「がん」と書かれていますがどの部位のがんかは書かれていません。
抗がん剤使用で髪が抜ける症状があるので白血病かな…と思うのですがどうでしょうか。
レアのセリフ
「わたし、元気になれないのかなあ。」
にはぎくっとしてしまいます。
ロビンは何も言わずレアの手をにぎりしめますが正解なんてないんだろうな。
みんなが大好きな「星の王子さま」の本が出てきます。
実は私はあまり星の王子さまがよくわからない。
絵が好きだから読んでいるようなものです。
星の王子さまを読んでいない人は読んでからレアの星を読むと良いと思います。
レアはどうやら星の王子さまの話を理解している様子。
全部話を覚えているなんて相当好きとしか思えません。
大人でも難しいお話なのに凄い。
タイトルの「友達の死」どおりにレアは亡くなってしまいますが、ロビンと病室であえていたレアは幸せだったのではないでしょうか…
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レアの星 友だちの死
文 パトリック・ジルソン
絵 クロード・K・デュボア
訳 野坂悦子
2003年9月初版第1刷発行
発行所 くもん出版
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