闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

マンガでわかるオトナ女子のための乳がん新常識

29歳の谷口美穂さんと40歳の布川桃子さんが主人公。

マンガの絵はスッキリしていてとてもかわいいです。

 

40歳の布川さんがガラケーを使っていて谷口さんに冷やかされていますが…今どきの40歳なんてスマホ大好きなのでガラケーの人はあまりいないのでは?

この時点でこの漫画の作者の価値観が古いなあ…と思ってしまいました。

 

お話は芸能人が乳がんになった→私たちも乳がん検診に行こう→布川さんに乳がんが見つかった…というお約束通りの流れ。

 

乳がん検診の予約にわざわざ通院しているのが古い。

今だとネット予約か電話予約かメール予約なのでわざわざ通院して予約というのはあまりないと思われます。

予約だけで通院とかそれだけで面倒なのでますます検診から遠ざかる気がします…

まずはネット検索→評判の良いお医者探し→ネット予約…が現代人にはあっている様な…

 

谷口さんが検診費の一万五千円を合コン三回分というカウントをしているのにもイラっとしました。

自分の体を守る検診と合コンを一緒にしないで欲しい。

 

布川さんも子供っぽくてあまり好きな性格ではありません。

マンモグラフィに来た時に「美保と一緒だったらよかったのに」というセリフがあります。

1人で検査くらい頑張りなよ、40にもなって…と思いました。

家族への乳がん告知も最悪なタイミングなので呆れました。

 

マンガでわかるとありますがマンガと文章が半々なのでマンガだけを期待すると文章が多いので読むのが面倒になるかも。

 

治療は最新の治療が掲載されているので乳がん治療に関心のある人にお勧め。

布川さんはステージ2のA期なので副作用がバンバンでる治療が無いためステージが高い乳がん治療が知りたい人には向いていないかも。

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マンガでわかるオトナ女子のための乳がん新常識

著者 佐藤俊彦

シナリオ 北田瀧

作画 深森あき

発行者 見城徹

発行所 株式会社幻冬舎

2019年1月10日第1刷発行

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