野崎耕二さんの一日一絵の四冊目です。
1988年11月6日~1991年11月5日までの絵日記です。
1095日分の日記なので絵の量は圧巻です。
一日一絵の絵のモデルの幅広さにさらに磨きがかかっています。
難しそうな食べ物とかもサラリと描きあげていて画力の高さに驚くばかり。
落ちた柿の青い実も描かれていてはっとしました。
私だったら落ちた柿の実は描こうという気持ちすらわかないかもしれないけれど野崎さんは観察して絵を描いている。
物を見る目が素晴らしい…
1989年4月17日には一日一絵第三集の本の絵がそのまま描いてあります。
本の表紙の絵もきちんと描かれていて感動しました。
野崎さんが一日一絵展を開いたいきさつも書かれています。
新橋第一ホテルのロビーを提供するという小さな記事からここまで広がったとか。
私も原画が見てみたいです。
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一日一絵 第四集 闘病絵日記1095日
著者 野崎耕二
1992年7月1日初版発行
1992年8月10日2刷発行
発行所 JTB 日本交通公社出版事業局
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