闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

わたしたちのトビアス

末っ子の男の子、ダウン症のトビアスが主人公。

 

7歳の女の子ヨハンナの描いた絵が子供らしくてとてもいいです。

カラーで描かれたっぽい絵もあるのですが白黒でもったいない。

カラーで見たかったな。

 

「ふつうの人も、ふつうでない人も、いっしょにいるのがあたりまえだと思います。」

という文章が出てきます。

1978年に出版された本ですがこの時点ですごく良いことが書かれています。

こういう考えた当たり前になってくれたら良いのですが。

 

ダウン症のトビアスを見守る兄姉の考え方が素晴らしいです。

決して否定せずありのままのトビアスを受け入れています。

 

ビアスの母セシリアさんはトビアスと暮らして三年余りでこの世を去られたとか。

大人になったトビアス見たかっただろうな。

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わたしたちのトビアス

セシリア=スベドベリ・編

ビアスの兄姉、ヨルゲン、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナ 文・絵

山内清子・訳

1978年10月1刷

発行所 偕成社

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