耳の聞こえない女の子リーザが主人公。
リーザはお母さんの事を魔法使いと思っています。
耳の聞こえるお母さんが普通にやっていることがリーザには魔法に見える。
確かにそうかもしれません。
ドアを開けると人がちゃんといたりすることはチャイムが聞こえる人には普通の事かもしれませんがリーザは音がわからないので人がいることがわからない。
その後リーザはトーマスと手話が通じてお友達になります。
トーマスはお父さんとお母さんの耳が聞こえないため手話ができます。
おじいちゃんも耳が聞こえなかったと書いているのでトーマスのお父さんの聴覚障害は遺伝でしょうか。
トーマスの家の出来事はリーザにとって衝撃的だった様子。
ドアや電話や目覚まし時計もランプがついて見えるようになっている。
今後リーザの家庭でもできそうなことがたくさんあります。
現代的は話なのでEメールやチャットも出てきます。
確かにチャットなら耳を使うことなくどんどん話せて良いですね。
耳が聞こえないことで孤立していたリーザはトーマスのおかげで近所のお友達もたくさんできた様子。
ハッピーエンドで安心しました。
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わたしたち手で話します
作者 フランツ=ヨーゼフ・ファイニク
画家 フェレーナ・バルハウス
訳者 ささき たづこ
発行者 岡本雅晴
発行 2006年1月20日初版第1刷
発行所 (株)あかね書房
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