わたしたちのトビアスの続編です。
昔の本なのでしょうがないのかもしれませんが写真が荒い。ざらざらです。
良い感じの写真が多いのでクリアな写真で見たかった。
欲を言うとカラーで見たかった。
トビアスはかなりかわいい顔をしています。
ダウン症の外国の人はアジア人の顔だちをしていると一般的に言われていますがトビアスもアジア風の顔だちに見えます。
もちろん差別的な意味ではなくとてもかわいいというポジティブな意見です。
トビアスの訓練についても詳しく書かれています。
すわること、はうこと、あげること、もらうこと、遠くから見て目で追うこと、食べること飲むこと…など地道な訓練方法が興味深いです。
健常児なら一瞬でできてしまうようなことも努力で手に入れなければならないのは大変だと思いますが充実した訓練だと感じました。
トビアスのあだ名の話が面白いです。スウェーデンではかわいい子にはあだ名がいっぱいという諺があるそうです。
たつまき、おいもちゃん、ビフテキ、スルルスルル、スラーネクラーネ、シッカロン、ビーアス、ビッセ・バッス、ビッセン。
どれも個性的なあだ名でかわいい。
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わたしたちのトビアス大きくなる
ボー=スベドベリ 編
トビアスの兄姉、ヨルゲン、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナ 文・絵
ビヤネール多美子 訳
発行所 偕成社
1979年11月1刷
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