昔のレトロな薬袋のデザインが大量に掲載されている楽しい本です。
現代の薬のデザインは文字などがほとんどで絵があまりないので昔のデザインのカラフルさに驚くばかり。
現代でも通用するきれいな絵が多いです。
婦人薬、胃腸薬、風邪薬、頭痛薬、子供薬、虫下し、目薬、懐中薬…と昔も今も人は病気と共にあったんだなあとしみじみします。
虫下しのお薬の袋はすごく可愛いです。
本の中でも蟲師について語られていましたが蟲師に出てくるような「蟲」がたくさん書かれていて幻想的で素敵です。
ケロリンの昔ながらのパッケージは今でも売られているので薬局で購入したりします。
変わった味の粉なので癖があるのですがいわゆるパケ買いをしてしまう薬です。
大正14年から続いているので超ロングセラー商品ですね。
ケロリンのパクリのデザインの袋もたくさんあって楽しい。
薬だけでなくレトロデザインが好きな人にもおすすめ。
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くすりとほほえむ元気の素 レトロなお薬袋のデザイン
著者 高橋善丸
発行者 浅野泰弘
発行所 光村推古書院株式会社
平成23年11月15日初版1刷発行
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