知っている様でほとんど知らないおしっこについて熱く語られた一冊。
おしっこ研究所のアシスタントの名前が「おしっ子ちゃん」というこだわりぶり。
リン光の美しい姿からかけ離れた「悪趣味極まりない実験」もおしっこからはじまったことがわかりました。
おしっこを手桶に50杯ほど集め、虫がわくまで腐らせ、大釜で煮詰めることによりリンが発見されたとか。
発見者のヘニッヒさんはどうしてこんなことをしようと思ったのか…
おしっこの勢いと回転についての記事がとても面白かった。
考えたことなかったなあ。
人はゾウのように巨大でもないし、虫の様に小さくもなく、空も飛べず、走るのも遅く、ほとんど泳げず、牙や爪や毒もなく、欠陥生物だと言えるそうです。
「人=おしっこ垂れ」だとか。
おしっこ垂れでも頑張って生きているので欠陥生物でも許してほしい。
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世界一まじめなおしっこ研究所 高校の先生が本気で教える! 自由研究課題・実験事例付き
著者 金子 大輔
イラスト 都 あきこ
発行者 長谷川素美
発行所 株式会社保育社
2017年7月15日第1版第1刷
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