トラックの荷台に乗っていた際に事故にあい脊髄損傷となったリック・ハンセンさんについて書かれている本。
事故の起こった件については気の毒としか言えない。
バレーの選抜キャンプに誘われていたものの断って釣り旅行に出かけ、その帰りに通りかかったトラックの荷台に乗って帰宅していたところ荷台からほうりだされて道具箱の角が背中にあたって脊髄に損傷をおってしまいます。
もしバレーのキャンプに行っていたら、もし釣り旅行の帰りにトラックの荷台に乗らなかったら…等々いろいろ考えてしまいます。
その後のリックは前向きでスポーツ選手となり外国を飛び回ります。
体に障害を持つ学生としてはじめてブリティッシュコロンビア大学の体育教育科を卒業します。
マン・イン・モーション・ワールドツアーで地球一周の長さとほぼ同じ四万七十五キロメートルを車いすで走ってもいます。
凄いですね…
--------
--------
車いすで世界一周 リック・ハンセンのお話
文 エインズリー・マンソン
訳 杉本詠美
絵 たしろちさと
発行者 政門一芳
発行所 株式会社汐文社
2013年3月初版第1刷発行
--------
--------