解離性障害についてわかりやすく描かれたTokinさんによる漫画です。
つらくなったら自分と感情を切り離しちゃえばいいんだ…という事で解離性障害になった事が語られるのですが不思議に思ったことがあります。
Tokinさんはご両親にも恵まれ、勉強も平均、学校は楽しくお友達もいる、趣味もある、美大へ行こうという目標もある、毎日充実しているしなにも困っていない…のに解離性障害になっています。
？？？つらくなったら自分と感情を切り離しちゃえばいいんだ！と言っているという事はなにか「辛かった」出来事があると思うのですがそれを書いていないのでなぜ解離性障害になったのかわからずボヤボヤした本になっています。
個人的な事なので描きたくは無かったのかもしれませんが少しでも書いてくれるとこの本の深みがでたのにな…と思ってしまいました。
(かいせつ◎トキンさんと解離性同一障害のページで「トキンさんはなぜDIDになったの？」と感じた読者がいるかもしれません。と書かれていたけど気にならなかった人いるのかしら…)
全体的にかなり恵まれているので解離性障害になった理由が本当にわかりません…
全体的に自分は悪くない！というスタンスなので読んでいて疲れました。
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実録 解離性障害のちぐはぐな日々 私の中のたくさんのワタシ
著者 Tokin
解説 岡野憲一朗
発行者 上野良治
発行所 合同出版株式会社
２０１８年１１月３０日第１刷発行
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