闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

あのとき、そこに きみがいた。 2016年4月 熊本地震の現場から

イラストレーターのやじまますみさんが描く熊本地震の絵本です。

 

2016年4月16日の本震、震度7という衝撃的な出来事からはじまります。

東日本大震災がその前にあって地震の対策等は日本中で流行っていたのですが、熊本地震がおきたときは皆さん呆然としています。

熊本は福島などからも遠いので「ここは大丈夫」とか思って対策をしていなかった人が多いと聞いていたから仕方ありません。

 

4月18日には中学生ボランティアが黄色いビブをつけてお手伝いをはじめます。

おそらく自分たちも被災しているであろうにボランティアをするなんてすごい。

そんなボランティアの背中に「地震でつらいのは気のせい!!」と書いてあるのに作者は気が付きます。

とても良い言葉だと思います。

 

それにしても作者はとても運が悪い…

奥様の故郷である熊本市に引っ越して18日目に熊本地震に遭遇します。

東日本大震災にも運の悪い人はかなりいて、地震の酷かった場所に引っ越してすぐに亡くなったりしていましたよね…

作者は家も残って生存しているので本当に良かった。

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あのとき、そこに きみがいた。 2016年4月 熊本地震の現場から

作・絵 やじまますみ

発行者 長谷川均

発行所 株式会社ポプラ社

2018年3月第1刷

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