アルコール依存症についてまとめられた本です。
2013年の全国調査で日本のアルコール依存症の人、アルコール依存症だった人を合計すると107万人いるそうです。
そして継続的に治療をしている人はわずか6万人…
ほとんど治療していないのが現状。
アルコール依存症の治療のメインは断酒ですが、断酒がイヤで逃げたり治療しないのだろうなとすぐわかります。
アルコール依存症は心の問題だとは思います。
家族がお酒の失敗を助けたりお酒に関しての対人関係の面倒な事を助けたりするから本人も甘えてしまってお酒を止められないのでは…
最近はアルコール依存症の人は通院で「減酒」からはじめるケースもあるとか。
減酒にあまえずすっぱりやめたらいいのに…としか思えませんでした。
医師の六割以上が減酒を治療にとり入れているとか。
減酒なんてまどろっこしいことは言わないで一生飲まないくらいの断酒が一番いいと思います。
減酒でいいよ、なんて本当に患者の事を考えているとは思えないな。
患者さん本人としては断酒よりは減酒のほうがいいのかもしれませんが減酒は解決にはならないと思いました。
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新版 アルコール依存症から抜け出す本
監修 樋口進
発行者 渡瀬昌彦
カバーイラスト 長谷川貴子
本文イラスト 後藤繭 千田和幸
発行所 株式会社講談社
2018年8月21日第1刷発行
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