闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

続・星守る犬

前回の星守る犬の登場人物が全員あまりにもイライラしたので続編も読んでみました。

続編も嫌いなタイプのオンパレードでした。

メインキャラはほとんど嫌いだったのでどこが嫌いだったか書こうかと思います。

 

①長野さん(おばあちゃん) 偏屈お婆ちゃん。犬一匹で心変わりするのもいただけない。このお婆ちゃんに今までそういう出来事は無かったのだろうか…

②チビ 心臓に先天的な欠陥あり。タイミングよく発作がおきるのが謎。

③哲男 この本で一番嫌い。親切にしてくれた男性の財布を盗んだり万引きしたり自転車を盗ったり犬を盗んだり…息をするようにどんどん悪いことをしています。悪いことをして無事におじいちゃんの家についた途端いい子になって家事などを頑張ります。教えられなくても実家?での家事を少しでも頑張っていれば実家が汚部屋ではなかったような気が…とにかく哲男のせいで男性が一人死んでいるという事実があることを知らずにのうのうと生きているのが腹が立ちます。

④ケイ(哲男のお母さん) 最悪なお母さんです。男好きでだらしない。

⑤おじいちゃん 親切にしてくれた男性の免許証を持っているのにもかかわらず警察にもいかずに自分で届けようとしている。ケイの育て方も間違っている様子が書かれていた描写もあり、ケイに対してはろくでもないお父さんだったこともわかります。

⑥ハッピー(パグの方) フゴフゴうるさい。

⑦ペットショップのお姉さん 盗まれた犬に対して謝りに来た哲男とおじいちゃんにサービスセットとしていろいろプレゼント。盗人に追い銭という言葉が本当にピッタリ。「やっぱり私が見立てたとおり運命の飼い主だ」と哲男を持ち上げますが、こんなことしたら哲男の為にならない。脳内お花畑女という感じがムリ。

 

メインキャラ本当に嫌いな漫画でした。

せめて哲男が悔い改めるような描写があればなあ…

あれでは哲男が犬を盗んだ結果幸せになって終わっているので本当にずるい終わり方になっています。

亡くなったハッピーとご主人の奥さんと娘がしれっと何食わぬ顔で出てくるのもイライラしました。

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続・星守る犬

著者 村上たかし

発行者 赤坂了生

発行所 株式会社双葉社

2011年3月20日発行

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