フィクションとノンフィクションを織り交ぜて困っている人に親切にできる方法をわかりやすく解説している本です。
病気を持った方だけでなく、外国人の方やご老人、赤ちゃんを連れたお母さんなどに対しても親切に接することができそうな予感がする本です。
目の不自由な人を手伝う
車いすの人を手伝う
赤ちゃんを連れた人を手伝う
耳の不自由な人を手伝う
外国人旅行者を手伝う
お年寄りを手伝う
ヘルプマークをつけた人を手伝う
補助犬ユーザーをを手伝う
と、お手伝いにもいろいろあることが学べます。
冒頭のおうちの方へ、という文章で
「残念ながら、体が不自由な人になりすまし、子どもを犯罪に巻き込もうとする大人もいます」
と書かれているのがリアルです。
フィクションのお話は「これはフィクションだろうな…出来すぎている」とバレバレな設定とストーリーなのでもう少しリアル生活に寄せた方が良かったかも?
実際に病気を持っている方へのインタビューもありますが、このインタビューは「どういう風にされたら嬉しいか」に特化しているのでわかりやすいです。
イラストもとてもかわいい。
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「お手伝いしましょうか?」 うれしかった、そのひとこと
文 高橋うらら
絵 深蔵
発行者 渡瀬昌彦
発行所 株式会社講談社
2019年7月24日第1刷発行
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