点字をつくった人びとを詳しく解説している本です。
メインはルイ・ブライユですが日本点字の父、石川倉次やヘレン・ケラーも登場します。
ルイ・ブライユの伝記が絵本でまとめてあるのですが、ものすごくカワイイ絵なのでそのまま雑貨や文具にできそう。
ルイのもじゃもじゃ頭がとても良いです。
石川倉次の伝記も絵本でまとめてありますがこの絵もとてもかわいい。
点字が作られる前の本などもたくさんあります。
のりをつけたこよりで字を作るこより文字、松脂で文字を書く松脂文字、とけたろうに竹べらで文字を書いたろうばん文字、かわらに文字を浮き出させたかわら文字(陶器文字)、木刻漆塗文字や木刻凹凸文字、針で紙を突いて書いた針文字、等いろいろあったことも学べました。
点字タブレットも登場するかもしれないと書いてるので実物を見てみたいですね。
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監修 髙橋昌巳
協力 社会福祉法人桜雲会
文 髙梁まい
絵 タカハシコウコ
編集 こどもくらぶ
発行者 岩崎弘明
発行所 株式会社岩崎書店
2016年7月31日第1刷発行
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