闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

いのちをつないで ぼくは18トリソミー

五千人から七千人に1人の確率で生まれる18トリソミーについて詳しく書かれている本です。

 

主人公は凱晴くんという六歳の男の子。

漢字の多い絵本ですがふりがながついているので子供でも読めます。

写真がたくさん載せてあり凱晴くんの成長ぶりが良くわかります。

 

18トリソミーだけでも大変なのに急性脳症にもかかってしまいます。

脳症で凱晴くんの脳はわずかな部分を残して壊れてしまいます…

脳が壊れるということはかなり絶望的…

感情なども脳症以後は消えている様子。

その後は目がおかしなことになってしまって痛々しい。

(その後、黒目の位置は戻るのでほっとしました)

 

18トリソミーながら6歳まで頑張って生きている凱晴くんは凄いです。

そして介護に頑張っている家族も凄い。

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いのちをつないで ぼくは18トリソミー

絵と文 わたなべ えいこ

発行者 政門一芳

発行所 株式会社汐文社

2010年4月10日第1刷発行

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