偏差値30の僕、というタイトルが入っていたので作者の石井洋介さんが頑張って勉強して医師を目指すドラマチックストーリーかと思えば意外と体育会系なお話でした。
潰瘍性大腸炎になった時の事等も詳しく書かれていたので当時の気持ちが良くわかります。
19歳で人工肛門は辛い…
その後、人工肛門を閉鎖する手術をされるのですが、そこで医者になる決心をされています。
偏差値30代から医師を目指すというだけあって、ご自身の勉強方法等も書かれています。
資格試験をしている人などには参考になるかも?ただし書き写す作業が苦手な人には辛い勉強法かも。
医師になってからはサクサクお話が進むので「キャリアチェンジ」したい人の参考にもなります。
幸せを追求する働き方改革、のあたりは「仕事」のあれこれについて学べます。
上を目指す生き方をしたい人には良い本です。
「このままの生活でいいかな」と思って生活している人には眩しい本だと思いました。
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19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと
著者 石井洋介
発行所 清水卓智
発行所 株式会社PHPエディターズ・グループ
2019年1月11日第1版第1刷発行
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