わが家の母はビョーキですの続きです。
今回は統合失調症のお母さまとユキさんとタキさんの三人がメインのお話になります。
家族の絆と書いてあるのでタキさん側の家族が出てくるかな?と思っていたら出てきませんでした。
統合失調症のお母さんを持つユキさんと結婚するにあたりタキさん側の家族がどう思っているのか気になっていたので残念。
今回もお母さまは包丁をもって二人に迫ります。
顔つきまで変わっていわゆる「近寄ってはダメな人」になっています。
それでもタキさんは「男だし大丈夫」と言ってのけます。
マジか??包丁もってこられて「殺す」なんて言われたら私は怖いです!
男とか女とか関係なく怖くないですか?
うーん…本当に怖くないのでしょうかタキさん…人が良すぎる。
タキさん側のご家族が統合失調症のお母さまをどう思っているかやっぱり聞きたかったなあ…
そして統合失調症は早期治療と早期対策が一番という事もわかります。
この本が出ている時点でお母さまの統合失調症は33年です。
症状は前回の本からあまり良くなっておらず包丁持ち出しや被害妄想や幻聴などの症状がでているのでユキさんの苦労がにじみ出ています。
お母さまは男運は無かったですが娘に恵まれて良かった…
かなり末期の統合失調症なのに家庭で暮らせていて安心しました。
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わが家の母はビョーキです 2 家族の絆編
著者 中村ユキ
発行人 植木宣隆
発行所 株式会社サンマーク出版
2010年5月20日初版印刷
2010年5月31日初版発行
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