超重度障害児の海くんを見守るお姉さん、理乃(あやの)さんが書いた本です。
当時高校二年生の理乃さんですが、海くんへの深い愛情が感じられました。
メイクアウィッシュの協力なども丁寧に書かれています。
ディズニーランドは障害がある子供にも優しいという事も分かります。
今でこそバリアフリーの遊園地や遊び場が増えてきたものの、かなり昔からバリアフリー化をしていたディズニーランドは凄いです。
家族新聞「すくすく」も掲載されているのですが、住所と電話番号が乗っているのでドキドキしてしまいます。
最近は個人情報が厳しくて住所や電話番号を載せるのは避ける傾向にあるので余計にそう思うのかもしれません。
家族新聞に石井めぐみさんの姿もあります。「ゆっぴいのばんそうこう」をお母さんの由美さんが見て、手紙を出したことがきっかけでお付き合いがあるとか。
ゆっぴいのばんそうこう懐かしいですね、もう一度見たいなあ。
「海くんがただそばにいるだけでわたしたち家族は本当に幸せなのです」
という理乃さんの言葉が全てを物語っていました。
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海くん、おはよう
著者 西原理乃
発行者 小桜勲
発行所 株式会社新日本出版社
1999年4月20日 第1刷
1999年6月20日 第4刷
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