表紙はざざ虫のアップ。両手で大事そうに持たれていますが見た目が凄い。
長野県の伊那谷ではざざ虫を食べる文化が守られています。
冬なのに川底にはざざ虫がたくさんいます。
ざざ虫とはトビケラ・カワゲラ・ヘビトンボなどの幼虫を表す言い方。
初めにこれらを食べようと思った人は凄いです。
ざざ虫を集めたおじさんはお蕎麦屋さんにざざ虫を届け、お蕎麦屋さんのご主人はざざ虫をつくだ煮にしています。
出来上がりは虫そのものですが小エビの様な味がして美味しいらしい。
小エビの味ならざざ虫を食べてみたいかも。
伊奈谷では給食にざざ虫が出たりつくだ煮を小学校で作ったりしているそうです。
虫が苦手な子はトラウマになりそうですが若い子の方が好奇心ですぐ食べられそうですね。
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ざざ虫 伊那谷の虫を食べる文化
写真・文 松沢陽士
発行者 飯田聡彦
発行所 株式会社フレーベル館
2016年10月初版第1刷発行
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