マキさんの書いた家事系の本です。
知っている事ばかりだな…と思いましたがマンガの絵が作者の写真と良く似ているので好印象。
21時30分に睡眠、6時50分に起床という生活で全く参考にならないですね。
しかも仕事が9時から16時までの時短だし。
これだけ寝たら翌日サクサク体が動くのは当たり前でしょう。
家事の基本は常備菜作りとある程度の手抜き、という事が良くわかりましたが常備菜を作るのが面倒なタイプの私には参考にならないかな。
常備菜はおふくろの味を通り越しておばあちゃんのレシピという雰囲気でした。
週に一回一万円分の買い物もピンときませんでした。四人家族で週に一回一万円の予算があればそれはそれは良い買い物もできるでしょう。
一般人はもう少し控えめな金額での買い物を実践していると思います。
クックドゥのようなインスタントの素=悪というのはたいていの家事や料理、ミニマリスト本の定番ですがやはりここでも「悪者」扱いです。
なぜか家事の本やミニマリスト本、丁寧に暮らす系の本は麻婆豆腐の素とか回鍋肉の素とか釜飯の素とかを「悪」に見立てて使う人を下に見るような発言をします。
【基本の調味料を揃えていれば何でもできる】という事は知っているけど面倒くさいんだってば。
良いじゃないの市販の素を買っても。
「自家製」で自分できちんと作るのが偉いとは私は思いません。
ワーキングママさんや仕事をしている人がどれほど「料理時短の素」に助けられているか…
この本では「合わせ調味料(クックドゥや○○の素)を使う事は手抜きなので罪悪感がいっぱい」
という事らしい…。
私は大好きですけどねクックドゥ。これからも使いますけど罪悪感なんて一生感じないと思います。
クックドゥ好きな人は読んだらイラっとするかも?
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家事は、すぐやる! めんどくさがりな性格のまま、体がサクサク動くアイデア
著者 マキ
イラスト きのかんち
発行者 横内正昭
発行所 株式会社ワニブックス
2017年2月1日初版発行
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