1997年11月6日から1999年11月5日までの野崎耕二さんの絵をまとめた本です。
毎日ひとつの絵を描くというのは大変な事なのに精密な絵を描き続けているのが凄いです。
今回初めて「わが街のイラストマップ」という地図が付いてきます。
野崎さんはもともと地図を40余年作っていたというだけあってわかりやすいです。
良く出てくる「アベストア」「稲毛サティ」などの位置関係もわかります。
とはいえ野崎さんファンならば一度はこのあたりの住所はネットなどで検索しているのではないでしょうか…?
本に住所がばっちり書いてあるので私はイラストマップを見る前に検索してしまいました。
稲毛は本当に住みやすそうな良い街なのでマップを見ているだけでも楽しい。
今回はイラストエッセイが11点掲載されています。
大きな絵が見たいと思っていたので嬉しい。
今回は安田百合子さんについてのエッセイもあります。
一日一絵の初代編集者さん。
この方が新橋第一ホテルでの一日一絵展を見て本にしないかと提案したとあったので見る目のある有能編集者さんだったことがわかります。
百合子という名前にあわせた美しいユリの花が描かれていて感動。
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一日一絵 第八集 闘病絵日記730日
著者 野崎耕二
発行人 青木玲二
発行所 JTB
2000年7月15日初版印刷
2000年8月1日初版発行
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