榮島四郎さんの描いた絵本です。大胆な絵柄で色もキレイです。
3歳の頃に小児がんになり、脳腫瘍という頭にできるがんと闘った思い出を絵にしています。
治療が終わって退院しても病院に一生通うことになる事も書かれていてかなりリアルです。
同じ小児がんの友だち、みゆくん、オリバーくん、さーちゃん、はるきくん、亡くなってしまったなおちゃんについても愛情深くまとめられています。
小児がんのすべてが治るようになったらいいな、辛い事、痛い事、嫌な事が全てなくなるといいな、みんなが笑顔で元気になるといいな、と思いながらレモネードスタンドを開く榮島さんが凄く大人です。
巻末にきょうだい児についても書かれています。
きょうだいが入院しているお友達がいたら優しく見守る事が大事ですね。
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ぼくはレモネードやさん
著者 榮島四郎(えいしま しろう)
発行者 秋元麦踏
発行所 生活の医療株式会社
2019年8月30日初版第1刷発行
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