闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして

2018年2月に刊行された単行本を大幅に増補改訂した髙橋メアリージュンさんの本です。

いかに自分が「不幸」でも「頑張っているか」が書かれていてメンタルの強い方だと言うことがわかります。

 

本文にプロジェリア症候群のアシュリー・ヘギさんの事が出てくるので驚きました。

アシュリーの生き様は美しかったので髙橋さんが惹かれるのもわかります。

 

髙橋さんは「潰瘍性大腸炎」「子宮頸がん」「顔面神経麻痺」の事についても少し語っていて体が大変だったこともわかります。

潰瘍性大腸炎については東洋医学でサクっと治っているので運がいいと思います。

漢方薬を飲み始めて一週間ほどで体調が回復、一か月後の内視鏡検査では治っているという凄さ。

潰瘍性大腸炎は一生付き合う覚悟のいる病気と思っていたのですがあっさり治って驚きです。

 

「子宮頸がんとわたし」ではご自身の子宮頸がんについても語っています。

ただサラッと子宮頸がんは克服しているので治療内容が知りたい人はがっかりかも?

 

顔面神経麻痺は病院や整体に行くものの原因不明のまま完治したのは半年後と書かれていました。芸能界のストレスなのでしょうね…

 

芸能界の華やかさや大変さが丁寧に書かれているので芸能界に興味のある人が読むと勉強になりそう。

 

気になったのは父親の借金問題。

親の借金を子供が引き受ける必要は無いと思うんですけどね。

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わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして

著者 髙橋メアリージュン

発行者 小川真輔

発行所 KKベストセラーズ

2020年6月5日初版第1刷発行

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