闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

さよなら、あの日の動物たち

作家の舟崎克彦さんが動物について語っている一冊です。

絵も描かれていてとてもかわいい。

 

さよなら、という言葉が入っているだけあってほぼ別れのお話になっています。

 

本文に障害を持った動物が出てきます。

 

レトリバー系の雑種リチャード三世は三本足。

後ほど骨肉腫によって片足を失った外国人のご主人に飼われることになります。

 

イザトナルトというダルメシアンは白とこげ茶で目の色素も薄い、心にも障害があるようです。

なんでもガツガツ食べるためにプラスチックを食べて最後には死んでしまいます。

 

足に障害のあるカラスのリンゴと予備校のデッサンモデルとして買われていたカラスのジャンゴも個性的でした。

 

作者はかなりの動物を手放しているので、動物は最後まで責任をもって飼ってほしいと考えている私はモヤモヤしました。

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さよなら、あの日の動物たち

著者 舟崎克彦

発行者 中山 恒彦

発行所 株式会社時事通信社

1999年7月23日第1刷発行

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