闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

純愛の精神誌 昭和三十年代の青春を読む

藤井淑禎さんの書いた「純愛」を検証する本です。

昭和三十年代というだけあって紹介される本が古い古い。図書館でも保存していないような昭和三十年代の本ばかりなのでその本を読んでいない人にはさっぱりわからないかも。

 

紹介されている本の中では「愛と死をみつめて」は草彅剛さんと広末涼子さんでドラマが作られた事もあるのでまだ知っている人は多いと思われます。

 

闘病記を読み続けている私は「手記を書く女たち」の章が興味深かったです。

 

「わが愛を星に祈りて 女子高校生の日記」(昭和40年9月)の巻末出版広告が

生命ある日に 女子学生の日記 塩瀬信子

若草日記 塩瀬信子

愛と死をみつめて ある純愛の記録 河野実 大島みち子

若きいのちの日記 大島みち子

この生命ある限り ある女性の生と死の記録

 

「愛はかなしみとともに のこされた純愛の日記」(昭和45年12月)の巻末出版広告が

生命ある日に 塩瀬信子

わが愛を星に祈りて 佐伯浩子

若きいのちの日記 大島みち子

さようなら17才 高岡和子

みぞれは舞わない 島田清子

終わりなき生命を 小神須美子

若草日記 塩瀬信子

 

読んだことある本が多いですが昔過ぎて忘れていますね…

「生命ある日に」「若草日記」「愛と死をみつめて」「若きいのちの日記」は確実に読んでいます。「生命ある日に」「若草日記」には昔の時代なのにハロウィンのお話が出てきたり、海外のペンパルと文通したりと都会的な事が多く書いてあった記憶があります。もう一回読み直したいですね。

 

手記ブームがあったからこそ闘病記を読むことができるので感謝しなければ。

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純愛の精神誌 昭和三十年代の青春を読む

著者 藤井淑禎

発行者 佐藤亮一

発行所 株式会社新潮社

1994年6月15日発行

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