仮設住宅に住むおじいさんおばあさんがメインとなる「ふるさと」をテーマにした大型の写真絵本です。
東日本大震災による福島第一原子力発電所から漏れる放射能の影響で避難をしていた人達が避難から6年たち、仮設住宅から出ていくか出ていくまいか2つのふるさとの間で揺れています。
実際に元の家に戻っても米も野菜も作れず、山で採れるキノコなども食べられないので戻っても辛いだけな気がします。
ふるさとへ戻るか戻らないかは自分で決めるしかないのが現実です。
地震さえなければ…と思ってしまいました。
----------
----------
それでも「ふるさと」「孫たちは帰らない」けれど 失われた「ふるさと」を求めて
写真・文 豊田直巳
発行所 一般社団法人 農山漁村文化協会
2018年2月5日第1刷発行
----------
----------