エヴァンゲリオン11巻はカヲルがメインです。
カヲルは私にとってはあまり好ましくない性格なのでさっさと退場してほしいキャラではあるのですが、作者の絵がキレイなのでカヲルが出てくると画面が美しくなって見ごたえはあります。
使徒であるカヲルをすぐに倒せないシンジが人間臭くてとても可哀想。
もしシンジが父親のゲンドウのような考え方を持っていたらここまで悩むことはなさそうです。
あれだけカヲルを嫌っている風だったのに実際にはなかなか倒すことができないという生々しさが良かった。
そして精神崩壊で寝たきりだったアスカがシンジに向かって爪をたてます。
レイは前のレイとは違うし、アスカが立ち直って目が覚めてシンジの力になってあげてほしいのですが…
物語も終盤になりかけているのに謎がまだたくさんあります。
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新世紀エヴァンゲリオン 11
漫画 貞本義行
原作 カラー
発行者 堀内大示
発行所 株式会社KADOKAWA
2007年6月19日初版発行
2014年10月31日第20刷発行
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