原子力発電所、いわゆる「原発」と私たちの未来について書かれた本です。
原発が必要だという考えと原発はいらないという考えが二つあるそうですが…絶対に原発はいらない派の方が多いと信じたい。
必要派の四名の名前が掲載されていますが、あたま良い人達なのに原発を必要って言えるのは凄いなと悪いイメージで関心しました。
あえて四名の名前は書きませんがこれはご自身にとても良くないイメージになるとしか思えないのですが…今どき原発が必要って。
(お金が好きな人たちなんだろうなとは思います)
日本でも「脱原発」の声が広がっているのは嬉しいですね。
「ハチドリのひとしずく」という南アメリカのアンデス地方の先住民に伝わるお話が心に残りました。
森が燃えているときにほとんどの動物は逃げるのですが、クリキンディという名前のハチドリだけはくちばしで水を一滴ずつ運んで火の上に落としていきます。
ハチドリの運ぶ水なんてたいしたことないと他の動物は笑うのですがクリキンディは自分にできることをすると言い切ります。
こういう気持ちで原発を止めていけたら日本の未来は明るいと思います。
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監修 辻信一
文 髙橋真樹
絵 水野あきら
発行者 中川進
発行所 株式会社大月書店
2012年3月26日第1刷発行
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