タイトル通りがんサバイバーたちが働く事をテーマにしている本です。
がんにかかると体調を崩してしまったり休みが増えたりと苦労がどうしても増えるのですが、それでも働こうとする意識の高さが感じられました。
執筆者の罹患部位は複数あり。乳がん、子宮頸がん、神経芽細胞腫、子宮体がん、精巣腫瘍、直腸がん、悪性リンパ腫、急性リンパ性白血病、卵巣がん…等々。
たいていのがん患者さんは「家族に依存」「家族の支援」「家族からのお金の援助」などどこからともなくお金がやってくることが多いのですが、家族に頼らず「自分で」働くという人が多いのでぐっときました。(家族の支援がダメというわけではないのですが最近は病気になったら即家族のヘルプを受けて自分は仕事を辞めてしまう人の闘病記ばかり読んでいたのでモヤモヤしていたので余計にそう感じるのかもしれない)
仕事は大事とは言え「無理はしない」事が大事という事もしっかり書かれていて勉強になります。
がん治療をしながらも働けるという事は自分の力になると感じました。
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がんと一緒に働こう! 必携CSRハンドブック
編者 CSRプロジェクト(Cancer Survivors Recruiting Project)
発行者 上野良治
発行所 合同出版株式会社
2010年5月1位第1刷発行
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