闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

かぎばあさんぼうけんの島へ

転校してきたばかりの「奈保子」がミュージカルで「かぎばあさん」を演じることになるお話。

 

奈保子の先生の伴先生がミュージカルを書き上げ、生徒達が学芸会で演じる事になります。そのミュージカルが「かぎばあさんぼうけんの島へ」というタイトルです。

ミュージカルでは「かぎばあさんは名探偵」で登場した悪役「ボス、ペラ、ビー玉」が再登場。

今回も悪役三人組は子供達を誘拐し、島に置き去りにして金儲けをしようとしています。

 

伴先生のミュージカルということもあり、かぎばあさんシリーズ初めての夏場の話なのでかぎばあさんの衣装は白いドレス、白い長ぐつ、ピンクのかさにピンクの手さげ。かぎのたばは変わりませんが白いかぎばあさんも可愛いです。

 

かぎばあさんは置き去りにされた子供たちの前に現れ、ぼうけん料理を作ってくれてみんなも食べたかもしれない…というあやふや具合もいつもの事です。ミュージカルの出ていた子供達は本当に無人島に行っていた気がする…と感じている様子ですが実際に無人島に行っていたのでしょう。

 

最後は消えてしまったかぎばあさんでしたが奈保子がクラスになじめるようにもなって良かった。

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かぎばあさんぼうけんの島へ

作 手島悠介

絵 岡本颯子

発行者 大川松利

発行所 岩崎書店

1988年6月20日第1刷発行

1993年3月31日第14刷発行

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